2021年11月28日。
神々が集まる出雲大社さんへ念願叶い、作品を御奉納させていただきました。
まずは、今回の御奉納にあたり、全面的にバックアップしてくださいました
『有限会社 たくあん』様をはじめ、ご縁をつないでくださいました鈴木さんに、
当日、出雲大社までご参列くださいました皆様に心より、お礼申し上げます。
また、様々なご指導をいただき、当日も志高く、心深く、
お迎え下さいました出雲大社の神職さんには、尊敬と感謝の気持ちいっぱいです。
大変お世話になりました。
今回、出雲大社を訪れたのは15〜6年ぶりでした。
当時は妻と貧乏旅行で車中泊しながら、出雲中のほとんどの神社を巡りました。
その時、出雲大社では地中から大昔の3本柱が発掘されている最中で、
その時の記憶が強烈に残っていました。
その3本柱と出雲大社の大きなしめ縄をモチーフに、
このご時世だからこそ、家庭や会社、人間関係など、心を一つにという想いで、
【一心(いっしん)】
size:2000×1500mm
を描きました。
御奉納させていただいた一番の趣旨は、TVやマスコミでは、
このコロナ禍で経済の事や医療の報道ばかり(勿論、大事な事です。)取り上げられていますが、
毎日、マスクを着けて学校へ登校し、楽しい時間のはずの給食を黙食で食べ、
成長期に相手の表情を五感で感じながらコミュニケーションを
取ることさえできない子供たち(息子たち)の為に描き、御奉納させていただきました。
1日も早く、子供たちがのびのび、すくすくと過ごす事のできる日々が戻りますように。
奉納作品【一心】は、これから約一ヶ月間、出雲大社の御拝殿にて展示されます。
出雲大社を訪れた際には、御拝殿にてご祈祷を受けられますと、作品をご覧いただけます。
さて、また日常に戻り、日常で出来る事から一つ一つ、これからもがんばります。
心の書画家 伊藤一樹