普段、ブログの更新ばかりで
こちらが疎かのなので、今日は久しぶりに更新。
友人の合唱作曲家:弓削ちゃんから
教わった大好きな毛利さんという方の詩をご紹介しますね。
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~名前は祈り~
名前はその人のためだけに用意された
美しい 祈り
若き日の父母が
子に込めた願い
幼きころ 毎日毎日
数えきれないほどの 美しい祈りを授かった
祈りは身体の一部に変わり
その人となった
だから 心を込めて呼びかけたい
美しい 祈りを
毛利 武
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今週はギャラリーで、沢山のお名前を書かせて頂いています。
100名だとしたら、その背景には200名のお父さん・お母さんが居て、
そのまた奥には400名の御爺ちゃん・おばあちゃんがいる。
生れてから最初に受け取る『名前』というプレゼント。
『名前を好きになる』
大げさかもしれませんが、それは自分の『あるがまま(人生)』を
受け入れるということなのかもしれませんね。
たとえ字画か悪くても、たとえ同じ名前の人が多くても、
他の一樹さんにはなれませんし、ほかの一樹さんが伊藤一樹にはなれない訳です。
伊藤一樹という命は一人であっても独りでなく、二人としていない尊い命。
今の活動をしていると、ほんとうに名前の大切さを知ります。
因みに、僕の中の統計ですが、自分の名前が好きな人は、天を見方にしているひとが多いように感じます。
次の世代に残したい。
そんな素敵な詩です。